今更ですがベイトフィネスリールの比較なんかをしてみようかなと思います!
私が持っているベイトフィネスリールはシマノの16アルデバランBFSと17スコーピオンBFSそしてダイワのSS AIRなのでこれらを比較してみたいと思います!
アルデバランBFSとSSAIRは値段や性能の被る部分が多いのでベイトフィネスリールの購入を考えたときに迷うリールなんではないでしょうか!
私も迷った末に09アルデバランのベイトフィネスチューンから16アルデバランBFSに変えました!
しかしその後もSS AIRが気になっていたのでベイトフィネスロッドの追加と同時にSS AIRも購入してみたという流れです!
ちなみにアブガルシアのLTもT3AIRも一時期持ってました!
意外にシマノ、ダイワのベイトフィネスの両方とも持ってるよって方は少ないと思うので参考になればいいなと思います!
ベイトフィネスを行うためにはロッドよりもリールの性能が大切になってきます!
厳密に言えば軽いルアーでもウェイトがしっかりとのるロッドも大切ですがそれはリールありきの話だと思います!
よってこれからベイトフィネスを導入しようかなと考えている人にはまずはリールを気にしてもらいたいなと思います!
アルデバランBFS
もともと軽量ルアーに強かったアルデバランですがさらに軽量ルアーを扱いやすくしたモデルがベイトフィネス専用アルデバランであるアルデバランBFSです!
ベイトフィネスシステムの名の通り軽量ルアーの扱いやすさは素晴らしいです!
3gくらいからがより扱いやすいかなと感じています!
私がもっともこのリールで投げやすいと感じるウェイトは5gです!
4インチや5インチカットテールのネコリグなんかが非常に使いやすいです!
ちなみにアルデバランBFSの性能をそのままにコストを意識したモデルがスコーピオンBFSになります!
内部構造はアルデバランBFSとほぼ同じながらベアリング数を減らしボディ材質を安価なものにすることでコスト面で優位に立つモデルです!
スコーピオンBFSはカタログ写真で見るとピンクゴールドのような結構明るい色をしていますが実際はそんなに明るい色ではないのでそんなに気になりません!
私はアルデバランBFSをワーム用でスコーピオンBFSをプラグ用にして使い分けています!
スコーピオンBFSも安価でありながらアルデバランBFSに劣らないキャスト性能があります!
どちらも素晴らしい性能ですがシマノのベイトリールといえば遠心ブレーキですがアルデバランBFSとスコーピオンBFSにはマグネットブレーキを採用しているというところが少し残念です!
私は遠心ブレーキの09アルデバランにベイトフィネススプールを搭載して長らく愛用していたのですがあの遠心ブレーキ特有のキャスト後半の伸びは両リールではあまり感じられません!
しかしながらマグネットブレーキにすることでベイトフィネススプールに交換などをせずにより軽量なルアーを扱うことができるようになった上にトラブルも減るというメリットもあります!
アルデバランBFSとスコーピオンBFSのセッティング
ちなみにアルデバランBFSとスコーピオンBFSのセッティングは同じではなくピッチングメインのアルデバランBFSはメカニカルブレーキはほぼゼロのスプールがカタカタ動く状態でブレーキダイヤルは2.5です!
シマノのマグネットブレーキシステムであるFTB(フィネスチューンブレーキシステム)はマグネット数を変更できるのでマグネットを2つ追加して8個にしています!
これで快適に使ってます!スキッピングなども問題なくできます!
プラグ用のスコーピオンBFSはサイドキャスト、オーバーヘッドキャストも多用するのでメカニカルブレーキはほぼゼロは同じですがブレーキダイヤルは4にしています!
FTBのマグネット数は6個です!
これでほぼ全てのキャストで快適に扱えています!
無風時は2.5でも普通に使えます!
風が吹くとバックラッシュをすることがあるのでいちいちセッティングを変えるのが面倒だから基本は4です!
アルデバラン同様にブレーキダイヤルを2.5にすると飛距離はかなりでますがオーバーヘッドキャストとサイドキャスト時のサミングがかなりシビアになり快適性が一気に下がるのでバックラッシュしないように少し強めのブレーキセッティングにしてます!
両リールのセッティングともノーサミングで考えているセッティングではないのでサミングは必要です!
ノーサミングで扱いたい場合はメカニカルブレーキ、ブレーキダイヤル共にもう少し強くする必要があります!
SS AIR
ダイワのSS AIRはキャスト性能とトラブル回避のバランスが非常に良いと思います!
ちなみにT3 AIRはキャスト性能は抜群ですが使用ルアー毎にセッティングを変えてあげないと高い性能を使えていない感じがしますがSS AIRは一度決めたセッティングでの使用範囲か広く扱いやすいと感じています!
SS AIRも3gくらいからが扱いやすくベストは5gくらいだと思います!
私はSS AIRはワーム専用リールになっています!
ちなみにT3 AIRはセッティング次第では2gでも気持ちよく投げれます!
私はその辺のウェイトはスピニングの方が扱いやすいと感じてしまったのでT3 AIRはすぐに手放しましたが。
SS AIRはダイワが得意とするマグネットブレーキなので安定感は高いと思います!
デメリットといえば発売から時間がたちすこし古さを感じることくらいでしょうか!
SS AIRのセッティング
SS AIRのセッティングはメカニカルブレーキはほぼゼロのスプールカタカタ状態でブレーキダイヤルは3です!
このセッティングがバランスがよく扱いやすいです!
ブレーキダイヤルをもっと下げても問題なく使えるのですがラインの浮き上がりがありそこまで飛距離が伸びないと感じたので3で落ち着きました!
こちらもノーサミングセッティングではなくサミングを行うことを前提としたセッティングです!
アルデバランBFSとSS AIR比較
両リールの比較ですがリール本体の自重はアルデバランBFSが130gでSS AIRが145gで若干ですがアルデバランBFSの方が軽いです!
ですがどちらもロッドに装着すれば誤差範囲くらいのウェイトなんで気になるほどのウェイト差ではありません!
ベアリング数
アルデバランBFSが9個でSS AIRも9個で同じです!
価格
定価ではアルデバランBFSが46000円でSS AIRが46700円です!
実売価格もほぼ同じですね!
それ以外にも比べられるところはいろいろありますが正直なところほぼ同じようなスペックです!
だから書くのはやめます!
もっもと大事なのはどちらのキャスト性能が高いのかってことですよね!
ではそのへんも含めてまとめたいと思います!
まとめ
結局どちらがキャスト性能が高いんだって話ですが正直なところほぼ同じなんです!笑
こんだけ引っ張っておいてふざけるなとお思いかもしれませんが本当に同じような性能です!
2014年にSS AIRが発売された当時、シマノはベイトフィネスリールでは正直のところダイワに遅れをとっていた感じがありましたが16アルデバランBFSが発売されてその差をなくした感じです!
シマノが16アルデバランBFSのシステムをダイワに寄せたマグネットブレーキシステムにしたので性能面での差を感じなくなったと考えるのが正しいのかもしれません!
後発のアルデバランBFSの方が少し性能面では上なのかなと感じることもありますが気にしなければほぼ同じ性能です!
新品価格では同じですが中古価格では発売から時間が経っているSS AIRのほうが安く取引されています!そういった観点からも考えてみてもいいかもしれません!
値段の差がほぼない新品でどちらを買うか迷っている人はデザインで決めていいです!笑
好きなデザインの方を買って問題ないです!
どちらもセッティング次第で問題なく使えます!
インプレサイトなんかではどちらかを使いにくいと評価しているインプレが多々ありますがどちらもセッティング次第でほぼ同じ性能です!
厳密に言えば違う性能ですが使うルアー毎に細かくセッティング調整をしなければその差は誤差みたいなもんです!
一度決めたセッティングなんてそんなに頻繁には変えないと思います!
こんなところで最後はなんだそれって感じで締めてしまいました。
どちらがいいのかなんて私のような素人が決める問題ではありません!笑
どちらのリールが良いのかよりもどんなセッティングが良いのかの方が重要かもしれませんね!
私が使いやすいと思うセッティングも書いたのでよかったらそちらも参考にしてみてください!
次はバス釣りにおけるベイトフィネスのライン選択のことなんかも書いてみたいと思ってます!
追記
2020年の新作記事はこちら
最後までお付き合いいただきありがとうございます!
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